みつどもえのカラー
私が「毎週雑誌を切り取って保存しておけばいいんだ!」という発想に至ったのは、
実に
48卵性になってからでした。「生きててよかった!」の回ですな。
それまではそんな習慣があるということにすら、まったく思い至りませんでした。
というわけでそれ以前のカラーは持っていなかったので、今回コピーしてきました。
ただカラーコピーはわりかしお高いです(1ページ130円)。
また製本の関係上、どうしてもコピーの中央付近は影になってしまいます。
バックナンバーが手に入るならそっちの方がいいでしょうね。
あとコピーの申請を受付カウンターに出すと、おねえさんがどのページをコピーするのか
きちんとチェックしてくれました。メガネで小柄な、結構タイプのおねえさんでした。
そのおねえさんが、
29卵性の「
今年もパンツ大好き!!」のページを開いたとき、
私は思わず目を逸らしてしまいました。もっと強く生きたい…。
『子供学級』のデータ
今回のメインのお目当てがコレでした。
みつどもえのルーツでもある『子供学級』をデータベース化しようという目論見です。
思いのほか作業量が多く骨が折れましたが、それに見合う成果はありました。
まとめ次第、公開したいと思います。
ちなみに『子供学級』のコミックスや、連載当時、あるいは以前のHP・ブログを
ご覧になったことがある方はご存じでしょうが、デビュー当初ののりお先生は
「ビースト」の異名が示す通り、若干
暴走気味であられました。
現在ではすっかり淑女となられ、それと共に露出も極端に減ったのりお先生ですが、
この当時はなかなかに過激な発言の数々が…。
そのへんもニヨニヨしながら楽しんでいただければと思います。
コミックス未収録の作品
のりお先生の掲載作でコミックスに収録されていないものは、ふたつあります。
(他にも販促の4コマ漫画などがあるのですが、それは置いといて)
- ジャンプに掲載されたプロデビュー作「そーじの時間」
- 2005年9月25日増刊号の「こちら彼女、机の下」
これらも全ページコピーしてきました。
特に後者は『子供学級』連載終了後、かつ『みつどもえ』連載開始前という、いわば
ミッシングリンクを繋ぐタイミングで掲載されたものだけに資料的な価値が高いです。
あ、ちなみに国会図書館で複写するには「調査研究のため」という名目が必要です。
つまり趣味とか興味本位ではなく、あくまで研究のためならいいですよ、というワケ。
もちろん今回の私も研究のための資料として必要だったのです。
みつどもえ道は奥深いのです。
その他もろもろ
①月刊サイタマニア
私がその存在を知らず入手し損ねた「埼玉新聞のインタビュー記事」もゲットしました。
実に興味深い内容でした。まさか三つ子のルーツがそんなところにあったとは…。
②「そーじの時間」の掲載経緯について
Wikiの脚注には「連載作家陣は誰も連載を落としておらず」とあるのですが、
実際にこの号を確認したところ「ROOKIES」が作者急病のため休載となっていました。
私もずっとこの代原だと思っていたのですが…真相は果たして??
③のりお先生にアシスタントがいた時期があった。
のりお先生といえばアシ無しで描いているというのが定説でしたので
これはダンス・マカブヘアーくらい意外! でした。
「アシスタントT君が月チャンで読者ページ描いてるよ!!」
しかも♂かよ!
なんてうらやましい。
とりあえずこの時期の月チャンを借りて確認したところ、どうもこの方は後に週チャンで
『怪異バスター健二郎』を集中連載した「tatta」先生ではないかと思われます。
今後また図書館に行く機会があれば、もう少しちゃんと確認してみよう…。
④焼肉女子高生
2006年50号の新人まんが賞への「特別寄稿」。
こんなんでした。